自己資金がなくても、家づくりはできる?
家づくりには、ある程度の自己資金がないとダメでと言う話は
家づくりを考えてことのある方であれば、聞いたことがあるかと思います。
実際に、いくらかの自己資金があった方が
借り入れできる条件が良かったりする場合はあります。
ですが、それも審査をする金融機関や審査の出し方により
良くも悪くもなりえます。
弊社でも、実質自己資金ゼロで建築された方は
数多くいらっしゃいます。
自己資金が多いほうがいい理由
今、家づくりを検討されている子育て世代の方は、
親御さんなどから、ローンは少なく自己資金をできるだけ多く、
と言われている方も多いかと思います。
これは、約30年前ごろまでは正しかったんです。
なぜかと言うと、約30年前は
変動金利がおよそ5~6%と言う高金利でした。
現在は1%を切るぐらいなので、
4~5%ほど今より高くなります。
5%と言われてもわかりにくいと思いますので、
下記の比較を御覧ください。
金利の違いによる返済額の差
借入 3,000万円
返済期間 35年(420回) の場合
金利 1%
月返済額 84,685円
支払総額 3,556万円
金利 5%
月返済額 151,406円
支払総額 6,359万円
信じがたいですが、これだけの差となります。
ですので、親御さんたちは
できるだけ自己資金を、と言われるわけです。
ですが、現在の金利で考えると、
無理してまで多額の自己資金をつぎ込むメリットは
30年前に比べると少ないのかも知れません。
できるだけ借入れる方が得な場合も
現在は、金利水準が低いことに加え、
住宅ローン控除といった制度もあります。
この控除を使う場合は、
ローン残高が多いほど控除額も高くなりますので、
自己資金を温存して借入金額を多くする方が
メリットのある場合も考えられます。
ただし、これらは現在の世帯収入をはじめ、
繰り上げ返済や借り換えなども
併せて検討が必要な場合も多く、
正確に算出して決める必要があります。
現在の生活状況や、将来のことなども含めた
詳細なライフプランと住宅ローンの返済計画を立てた上で
提案してもらえる住宅会社に相談されることが必要です。
もちろん、FINE STYLEでも
お客様ごとに詳細なプランニングを行っておりますので、
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